コスプレイヤーインタビュー【PRay】

コスプレイヤーインタビュー『PRay』Vol.10 やすはさん(1)

1年以上間を開けてのコスプレイヤーインタビュー『PRay』となります。

コスプレイヤーインタビュー『PRay』ロゴ

今回はオラオラ系女装男子、やすはさんです!

北海道・深川市『アーガマン』にて、ネパール料理を食べながら取材させてもらいました。

◆コスネーム
やすは
Twitter @gto_ys

◆活動エリア
北海道(札幌・旭川)

◆本業
会社員

◆主なジャンル・キャラ

やすはさん/小泉花陽ラブライブ! -School Idol Project-/小泉花陽

やすはさん/フェイト・テスタロッサ魔法少女リリカルなのは/フェイト

――そういえば好きなアニメとかある? 実はよく知らないんだけどww

やすは 日常系アニメが好きです。入りは『らき☆すた』なんですけど、もう『クレヨンしんちゃん』がしんどい、めっちゃ好きっす。自分の原点

――意外なとこ来たよね

やすは 人生のバイブルですから。しんちゃんみたいに生きていきたい

やすはさん/メイド服

初女装は高校! そして大学祭から本格的に……

――学校祭で女装したの?

やすは 学校祭ですね、大学祭で。もっと言えば高校の時から。なぜか仲間内でも”そういう枠”だったんですけど。初女装は今みたいにウィッグ被って化粧して、みたいな感じではなかったです

――あぁまだもっと宴会芸みたいな感じ

やすは そうです。女装自体には全く抵抗がなかったっす。高校の部活も演劇部で、たぶん目立つのが好きなんでしょうね

――わかる、女装コスやる人ってそういう素質があるよね

やすは かといって、たとえばサッカー部でイケメンでカッコよくてモテるーみたいな、そういう目立ち方はできないから、やっぱりイロモノ枠にはなってしまうんですけどww イロモノ枠なりにこだわって、綺麗に、ちゃんとやろうって。ただ雑なだけだったら汚女装になっちゃいますもんね

――ルーツがそうだからか、やすは君の女装はキャラものっていうより純粋な女装が中心だよね

やすは そうですね、単純に可愛い服が着たいっていう願望もあります。大学1年の時、友達の元カノにメイクを教えてもらって「あっ、意外といけんじゃね俺」って。それから肌のケアとか、ヒゲの処理とか凝り出して

やすはさん/浴衣

――そうそう、凝り出す凝り出す

やすは その時すでに、キャラもののコスプレに興味はあったけど手は出せてなくて、あの時できてたらコンディションも最高だったんだろうな、ってちょっと後悔してます

――年取ってくると肌の感じ変わるよね

やすは 肉は落ちないし、人間、10kg増えるのって早いなーって。そんな10kgなんてすぐ増えるわけないって思ってたら、1年しないうちに、こう。仕事のプレッシャーとかストレスから、口元が寂しくなっちゃう

――たとえば創作コスのように、自分が女装してた時に”キャラ”に名前つけてる?

やすは なんもしてないっす。そういう部分のこだわりはないかな

――純粋な女装ではなく、キャラもののコスプレをしたきっかけは?

やすは 大学生当時、映像研のサークルにいて、学校祭でメイド服を着て売り子をやってたんですけど、他のボカロ系サークルにも『巡音ルカ』(千本桜ver)のコスをしてる男の子がいたんですよ

――仲間がいたと

やすは それが今も仲良くさせてもらってるT君なんですけど、僕が「一緒にタバコ吸いに行かない?」って話しかけて仲良くなって、「一緒にコスプレやろうよ」っていう流れで『おでかけライブ札幌』に行きました

当時はまだ『月寒グリーンドーム』で、参加者は今の半分くらい。けっこうみんな和気あいあいとやってましたね

――それが初イベントだったのね

やすは それから輪が広がっていって、イベント行ったりして楽しんでたんですけど、「お前ただ承認欲求満たしたいだけなんじゃねーの」とか言われたり、他いろいろあってベコベコにヘコんだことあったんですよ

それで逆に余計にモチベ上がって、それからもっと本格的にやり始めました

やすはさん/私服女装

コスするうえでのこだわり

――コスするうえで、こだわってる部分はありますか?

やすは やっぱり髪・ムダ毛の処理には人一倍気を遣ってます。外のイベントに行く時とかだと、綺麗に全部抜きますね

――えっ、脚も?

やすは 脚もです。2時間くらいかけて

――ヒゲはまだしも、脚はさすがに痛いっしょ!?

やすは 最初はそうですけど、慣れたらなんともないっす。感覚が麻痺ってくる。でもこないだ、ひさびさにやったけど痛いっすね。「俺こんな機械使ってたの、バカじゃねーの」って

――”機械”ってどんなんww

やすは クルクル回って、プチプチ抜くやつ

クルクル回ってプチプチ抜くやつ
クルクル回って、プチプチ抜くやつ

 

拷問器具かな?

 

やすは 普通の人にしてみたら拷問器具かもww 僕は慣れちゃったのか、そもそも痛みに対して耐性が強いのかも。それとも快楽に変えたのか……(遠い目)

高校生の時、当時は女装はしてないけど毛は抜いてたんで「毛とか楽に抜く方法ないんかなー」って、バイト代で買いました。使ってみたら痛いのなんの

――うえぇ~~www

やすは 他にもメイクは特に、やり始めた当初から切磋琢磨して、週1くらいは必ずやってました。最初はほんとに、女友達から教えてもらった程度の自己流でしたね

――私はなんもかんも自分で始めたからさ、かなり伸び悩んだ

やすは ある程度行ったら伸び悩みますよね。シャドウの使い方だったり、涙袋の入れ方とか。メイク本を友達からもらって読んだりしたけど、すごすぎて参考にならないんで、結局自分で手を動かして覚えるしかないっす

ただ楽しいからやってるだけなんだ

やすは 女装コス界隈、どこまでがタブーなのかわかんない

――確かに、人によっては触れてはいけない部分もあるね

やすは 女装もコスプレもただ楽しいからやってるだけなんですよね。別に、なんもないですから。逆に気を遣われたら「いや、そういうんじゃねーんだww」って思う

――私も同じく、コンプレックスがあったりとか、後ろ暗いものがあるわけじゃなくて、単なる”仮装”の一種でエンタメ的なものだと思ってるよ

やすはさん/小泉花陽

自分に合った熱量でやるのが一番いい

やすは ある程度長くやってるから、そのぶん知り合った人たちも多いですけど、やっぱりいつの間にかいなくなる人も多いですよね

――あと、知り合う人が多すぎて名前を把握しきれない

やすは 僕なんか車にハコ乗りしたりとかで、写真のインパクトで覚えてもらってること多いですけど、やっぱり視覚情報を残さない人の顔って覚えらんないですよね

――あとレイヤーさんじゃなくて、イベントとかで会った一般の人ってわかんなくなるよね。「○○で会った××です~」って言われた時、思い出すのに時間かかる

やすは たぶん、そもそも他人にそれほど興味がないのかも

――みんなだいたいそうじゃない?

やすは 仕事でも「どこどこ株式会社のだれだれです!」って言われると、一瞬固まりますね。最近はちょっとずつ覚えられるようになってきたけど

――1回だけイベントでコスして、会って、ほんですぐ消えていく人いるっしょ。そういう人を重ねて見ていくと、もう覚えることを不毛に感じるようになる。2回か3回顔を合わせたら「あーこの人だ」ってなるけど、1回くらいだと覚えないっていうか、”覚えなくてもいい”と脳が判断して流しちゃう

やすは 自分がベテランとも何とも思っちゃいないけど、別に自分からすすんで友達増やす必要ないじゃないですか

――最初の頃は、物珍しさから「うぇーいww」って行ったりするけど、もう必要なくなったよね。別に覚えられないなら覚えなくていい

やすは 迂闊に人間関係広げるのも考えもので、揉め事に巻き込まれる確率も上がりますよね。揉めるんだったら好きにやってくれていいけど、それに付き合いたくはないっす

――そうなるなる、マジで

やすは もう疲れてますわ。いやー、始めた1年目が一番楽しかったなぁ……

――私は今が一番楽しいわww 去年にすっごいダウンの波が来たけど、それが解消された反動でいま超楽しい。んだけど、今度は土日祝のイベントだいたい行けないのがつらい。”やる”方も難しいし

やすは また”土日祝に”イベントやりましょうよ、沼田で

――やりたいわー。うちの会社爆破して

続きは後編にて!

お互いおしゃべりなのでやっぱりすごいボリュームになってしまい、記事を2分割することになりました。

ロードスター

やすはさんは相当な車好きなので、後半はほぼその話となります。

後編は後日公開予定。これは未定じゃないぞ。れっきとした予定で、未定じゃない。

コスプレイヤーインタビュー【PRay】

コスプレイヤーインタビュー『PRay』 Vol.8.5 花奏さん(2)

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