コラム

本当に男性コスプレイヤーは肩身が狭いのか

アイキャッチ的に“ここ一年で特に満足度の高い買い物”の写真をはさんでいきますが、特に意味はないので気にしないでください。

DJコントローラ。よくわかんないけど楽しいです

男性コスプレイヤーさんの中には「コスプレ界隈では、男性は肩身が狭い」と漠然とした感想を持っている人がそれなりにいるようです。

コスプレ界隈は女性比率が多く、確かに言われてみれば、そのような面があるかもしれません。

今回は男性コスプレイヤーさんが肩身が狭いと感じる理由について迫るとともに、その感覚と折り合いをつけ、活動を続けていくためのメンタルセットについて語っていきます。

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男性コスプレイヤーが「肩身が狭い」と感じる理由

はじめに、男性コスプレイヤーさんが肩身が狭いと感じる理由について、私の実体験も絡めて述べていきます。

どんな根拠があって、そのように感じるのでしょうか?

女性に比べ、更衣室が狭くて汚い

イベントの際、男性の更衣室は女性よりも狭いスペースを当てがわれがちです。

運営スタンスや会場によっては男性だけ倉庫のような場所だったり、場合によっては無い(文字通り)こともあります。

もっとも、コスプレは圧倒的に女性の多い世界。男女比を考えればそうならざるを得ませんし、最近は男性も増えてきているようで、ひどい更衣室を当てがわれることもなくなってきました。

とはいうものの、男性と女性の扱いの差を知るたびに「軽んじられてるなぁ」と思わざるを得ません。

塩対応された経験がある

気になる女性コスプレイヤーさんに話しかけたけど、めっちゃ嫌な顔をされたり、逃げられたり、スルーされる。こんな経験は、男性コスプレイヤーさんなら一度はあるかと思います。

私も稀によくある(ブロント語)んですけど、これほど自己肯定感が砕け散る瞬間はないです。泣かない。

もちろん、急に話しかけられてびっくりしてるだけかもしれませんし、先を急いでいたり、全くの別件で虫の居所が悪かっただけかもしれません。

そもそも、知らない男性に話しかけられたら身構えるのは、防犯上当たり前のことです。

結局のところ、誰が悪いのか、何が原因なのかは当の女性コスプレイヤーさんしかわかりません。

私たちとしては「運が悪かった」と直近3分の出来事をなかったことにするしかありませんが、それでもその経験は軽いトラウマめいたものに変わり、ずっと残ってしまうのです。

併せ募集が”女性のみ”

Twitterなどで盛んに行われている併せ募集ですが、そこそこの割合で”女性のみ”の文言があります。

こちらも単純に防犯・トラブル防止が目的です。

また、男性の女装はどうしてもイロモノ的な性質がつきまとい、これを完全に払拭するできる男性コスプレイヤーさんはかなり限られます。

本気度の高い併せほど「よほど綺麗な人でない限り、男性には入ってきてほしくない」というのが本音でしょう。

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本当に男性コスプレイヤーは肩身が狭いのか

どうやら本当のようです

本当に男性コスプレイヤーは、コスプレ界隈で肩身の狭い思いをしているのかもしれません。

更衣室の問題については、近年の傾向として解決されつつあります。

ただ、男性というだけで一律の足切りに遭うことからは、まず逃れられないでしょう。

女性に絡んで問題を起こす”輩”のような人間がいて、女性コスプレイヤーは彼らから自分を守らなければならない。そして、自分が”輩”でないと信用してもらうには、それなりに時間が掛かる。

男性コスプレイヤーがコスプレ界隈で活動するには、それを念頭に置く必要があります。

さらに言えば、コスプレに限らず女性の多いコミュニティに入るのであれば、同様の覚悟をしなければなりません。

もちろん、これは決してあなたが悪いのではありません。ですから、自分を責めることはありませんし、落ち込む必要なんて、全然。

不慣れな環境と、心細さ

さて、事実として拒絶されているという話ではなく、もっと軽く漠然とした”肩身の狭さ”がありますよね。

イベントで更衣室から出たあとの、なんとも言えない居心地の悪さと落ち着かなさ。浮いてるんじゃないか、気持ち悪がられてるんじゃないか、とかいらんこと考えてしまいがちです。

もしかしたら先の話よりも単純に、緊張してるとか、心細さから”肩身が狭い”と感じているのかもしれません。

“思ってたよりも話しかけられない”落胆と焦り

少し話が逸れますが、私がはじめてコスプレイベントに参加したのは2014年9月、北海道札幌市『札幌芸術の森』で行われた『Cosミュージアム』でした。

音楽イベントの『きたまえ↑札幌2014』と併催で、コスプレイヤーさんだけでなく一般の音楽ファンや芸術の森利用者の方も多かったイベントです。

出した衣装は当時大ヒットし、今でも人気のある『魔法少女まどか☆マギカ』の巴マミ。

しかも当時の私は界隈のことに無知で「男性が女性キャラやってたらめっちゃ目立つやろ」「人もバンバン来るで」って思ってたんですけど、意外にみんな気にしてないんですよね。もちろん全然話しかけられません。めちゃくちゃがっかりしました。お前には失望したよ……!!(誰にだ)

結果的には楽しかったんですが、これがもし内気で賢い人だとしたら、誰とも会話することなくイベント終了となり、アフターも特になく山岡家でラーメン食べて帰って終わりですよね。

このへんで話を戻します。こういった“思ったよりも話しかけられない”という落胆、”求められていないのでは”という焦りが、肩身の狭さとなってあなたを不安にさせているのではないでしょうか。

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“肩身の狭さ”と折り合いをつけていこう

肩身が狭いと感じる外的要因を、この世から完全に消し去ることは物理的に不可能です。

であれば、あなたが変わるしかありません。意識を変えるのです。

肩身が狭い。でもだからなんだと。どうしたと。私・イズ・ゴッドだぞと。いやどういうことだよ。

肩身が狭いという感覚を、自己肯定感を高めまくって上書きしてしまうのです。

自己肯定感は、前よりもコスプレ自体が上手になり、前よりも多くの人と仲良くなることで自然と高まっていきます。

どんどん発信しよう!

何をすればいいのかを端的に言うと、いわゆる多数の”アウトプット”とやらを積むことです。

こう言うと”意識高い系”みたいで癪ですが、要は定期的に衣装を着て、メイクをして、写真を公開して、イベントに出る。これを繰り返します。

発信することは、前よりも上手になり、前よりも多くの人と仲良くなれる一挙両得の手段なのです。

コミュニケーションの材料になる

Twitterなどで発信したり、イベントに出るなどすれば必ず誰かの目に留まり、繋がり、親しくなることができます。

あなたの発信はコミュニケーションのきっかけであり、材料。

性別を問わずコスプレイヤー同士で親しくなれれば、あとはスムーズでしょう。横のつながりがなかった時のような心細さは、あまり感じなくなっているはずです。

フィードバックを受けられ、上達につながる

肩身が狭いと感じる原因の一つにスキル不足があります。経験が浅く、スキルに自信がないうちは「生きててごめんなさい」などと卑屈な気分になりもするでしょう。

上達への近道は人に見られること。さらに言えば、フィードバックをもらうこと。これも意識高い系みたいでアレですが、要は意見と感想です。

よくも悪くも、自分でない第三者の視点は、自分でなかなか気づけない長所や欠点について教えてくれます。

見られることに慣れる

これはあらゆることに言えますが、体がそれを覚えるまでは得体の知れない緊張と違和感がつきまといます。

ですが一度慣れてしまえばこっちのもので、それをやることに何の迷いもなくなるのです。

コスプレに関しても、写真を公開して表に出ることに慣れてしまえば、イベントで隅っこで縮こまっていることにこそ違和感を覚えるのではないでしょうか。

「きちんと活動してる人だ」と信用してもらえる

変わるのはあなたの意識だけでなく、周囲の反応もです。

定期的に写真を公開したりイベントに参加することで、他のコスプレイヤーさんはあなたを「きちんと活動している人だ」と認識します。

界隈は狭いので、直接関わりはなくとも名前は知っている、ということはよくあるのです。

特に女性コスプレイヤーさんがもっとも嫌うのは、コスプレ界隈に出会い目的で首を突っ込んでくる”輩”みたいな連中です。

もっと言えば男性コスプレイヤーさんも辟易しています。

そういった連中でさえなければ、性別問わず仲良くなりたいというのが本音なのです。

発信するだけでなく、ちゃんと絡んでいこう

ただ一方的にSNSに投稿したり、一人でイベントに出るだけでは、実はあまり効果がありません。

それはあくまで「誰か構ってくれないかな~(チラッチラッ)」という受動的な態度に過ぎませんし、そうしているうちは思ったほど周囲からの反応はありません。

というか多くの人が”待ち”の姿勢で似たようなことを考えています。だからこそ、あなたから動いたほうがいいのです。

ただし(これがまた難しいところですが)仲良くなることを目的としたコミュニケーションはだいたい失敗しやすいです。

鼻息荒くなりすぎず、しつこすぎず、サラッと、いろんな人とコミュニケーションを取ってください。

こちらの記事は一般の方向けですが、コスプレイヤーさんでも応用できるかと思います。ぜひ参考にしてみてください。

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まとめ

  • 男性コスプレイヤーは本当に肩身の狭い思いをしている面がある
  • 不慣れな環境と心細さ、”思ったより話しかけられない”焦りが肩身の狭さの正体なのでは説
  • 肩身の狭さは自己肯定感を高めて上書きできる。どんどん発信し、いろんな人とコミュニケーションを取ろう

私もコスプレを始めた頃は「男性の扱い悪いなぁ」「ここは男性の居場所じゃないな」と感じたことはあります。

ですが、自分自身の体験をもう一度冷静に見つめ直すと、別に男性が求められていないわけではなく、気持ちの問題だということを思い知りました。

“肩身の狭さのほとんどは、自己肯定感の低さがもたらすネガティブな感情に由来している。
そして、ネガティブな感情を払拭するのもまた自己肯定感が関係しており、これを高めることで自然と肩身の狭さは感じなくなる”

これが当記事の主張です。あなたはどう思いますか?

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