コラム

コスネームの付け方、みんなどうしてる?

コスプレをする時に使う偽名を”コスネーム”といいます。恐らくコスプレイヤーのほとんどが使ってるんじゃないでしょうか。

使う理由はさまざまで、コスプレ活動と私生活を切り離して考えたい、本名を知られたくない、あるいはコスプレしてる時に本名で呼ばれると白ける、などといった具合ですね。




“コスネーム”の付け方や由来はいろいろ

ところであなたは、”コスネーム”ってどう付けました?

付け方や由来は本当に人それぞれです。大好きなキャラクターや、こうなりたいと願う理想の人物から拝借したり、「コスネームも作品の一部」として山ほど出した候補の中から慎重に決定する人もいます。

または、特に考えてなかったけど本名のモジリでいいやってパッパッと決めちゃったり、「別に本名でよくね?」っていう、「か……漢だ……」な判断をした人もいるでしょうね。

あと、キャラ名でそのまま呼ばれてるのが定着するパターンもありますね。『ほむらちゃん』とか。

個人的にベストオブ面白由来は『きぬごし』さんですかね。なんか子どもキャンプの青年ボランティアやった時、先輩に「○○(本名)のニックネーム『きぬごし』な」って唐突に言われたのが定着したものだそうです(ボランティア全体の共用のニックネームで、子どもたちからも呼ばれてたらしい)。

最初は呼ばれてもなかなか反応できずに馴染めなかったものの、その時の名残で、コスプレだけでなくネット上やゲームなどで使うようになり、いまは自身の中でもしっかり定着しているとのこと。


きぬごしさん @tomo_kinugosi

ちなみにコスネームの付け方の傾向として、外向的な人は本名のモジリ、内省的な人は本名と関係ない名前をつけるといわれています(要出典)。

ところで『V』は……

私の『V』は『Vフォー・ヴェンデッタ』というイギリスのコミックから取りました。映画は114514回観た。

独裁政権下にある未来のイギリスで、主人公の『V』が、自分を酷い目に遭わせた政権とその関係者に復讐を果たすというアヴェンジャーなお話。アヴェンジャーといえば、劇中で映画『巌窟王』のシーンやセリフが何度か出てきます。

キャラ萌えを語りだすとキリがないので、それはまたの機会に。

コスネームは”公共性”を考えて

さてここからは、コスプレを始めたとか、改名したいとかでコスネームを考えている人向けの話です。

なんか現実的な話になりますが、ぶっちゃけた話、

  • 初見でも読みやすく
  • 呼ばれても恥ずかしくなく
  • 呼ぶ人も恥ずかしくないやつ

というポイントを押さえておいたほうがいいです。

つい、キラキラ~~~~とか、バーーーーン!!っていう名前をつけたくなりますが、そこをグッと堪えてほしい。

想いが先走った結果、あとで本人や周囲が地味に苦労するという”キラキラネーム問題”が、コスプレにもあるのです。

読めないと相手が困る

たとえば、想い入れが先攻しすぎるなど何らかの理由で『座鳴燗弩』と名乗るとします。

読めないっすよね。

そうするともう「『座鳴燗弩』ってなんて読むんですか?」「『ザナルカンド』です」っていう会話を、コスプレやめるか改名するまで繰り返す羽目になってしまうんです。

あなたはちょっとめんどくさいぐらいで済みますが、相手は「いやこれなんて読むねん……」と悩み、「すいません、これなんて読むんですか」と下手に出る芝居を打たにゃなりません。そして最終的に、その小芝居をあなたは何回も観ることになるわけです。だるいよ。

ここでは話をわかりやすくする為にすごい例を出しましたが、自分の個性を名前でアピールしようとするあまり、初対面の人にやや不便さを我慢してもらってる例はけっこうあるのです。

同じく、読み方が複数ある漢字は厄介です。たとえば『音』は人気の字ですが『ね』『おん』『のん』と複数の読みがあり、スパッと読めない。

この問題の解決法として、既存の単語・熟語・ひらがな・カタカナなど、複数の読み方が存在しないものを使うというのがあります。あるいは、命名・改名する前に人に読んでもらうのもいいですね。

まあ、逆に開き直って「 だ か ら ど う し た 」とか「 読 め な い お 前 が 悪 い 」という姿勢でいるのも一つの選択です。戸籍や住民票じゃないので簡単に変えられますし。

呼ぶ方も、呼ばれるほうも恥ずかしくないように

世の中には”呼ぶのが恥ずかしい名前”というのがあります。

仮に『シュトルテンヒルム』と名乗ってる人がいたとします。いや、逆に面白くないかこれ。まあいいか。

周りはこういう名前の人をフルネームで呼ぶのが恥ずかしいので、そのうち『テンちゃん』などと呼ぶようになります。

次第に自分でも名乗るのが恥ずかしくなってきて、自己紹介の時に小声になるようになり、いつの間にか『てん』『テン』『貂』のどれかになるわけです。

恥ずかしい名前かどうかをテストする方法として、”お母さんにその名前で自己紹介をする”方法があります。そのコスネームをお母さんの前で名乗って、平気であれば合格。恥ずかしかったら要検討です。

逆に、お母さんのリアクションで何ともなかったり、茶化されても平気だったら大丈夫です。

ちなみに私はオカンに「『V』といいます」と名乗れる自信はない(キリッ

コスネームを変える時にはアナウンスを

コスネームを変える場合、入念にアナウンスすることをオススメします。

コスネームは本名と違って無制限に変更ができます。ただ、こっそり名前を変えられると一瞬混乱するんです。

コスネームが変わってもIDや過去の投稿から誰かは推測できます。しかし、一人一人の動向を細かく把握するのは限界があり、必ず漏れはあります。フォロワーが何百・何千人ぐらいになれば尚更ですね。

コスネームが変わってしばらく経つのに前の呼び方をしていた、なんてことも割とあるのです。

たとえば、名前欄を”B子(旧:A美)”と表記したり、Twitterだと「名前変更しました」というツイートを固定ツイートにしておけば、改名があったことを知らせることができます。少なくとも3ヶ月はそうしておいたほうがいいかもです。




コスネームは重要な演出ツール

コスプレに何を求めるのかは人それぞれですが、多くの人は”非日常性”を求めているはずです。現実とかけ離れた姿になることで、見た目だけでなく人格も一時的に違う人間になろうとしている。

コスネームもまた、”もう一人の自分”を楽しむための重要な演出ツールです。

一方で、人に何十回・何百回と名乗ったり、呼ばれたりする以上は”公共性””利便性”も考えていく必要があります。名乗りやすい、呼びやすい、呼ばれやすいことが大切です。

うまくオチがつけられないので、私が高1でネットに触れ、初めて名乗ったハンドルネームを公開します。

『陛下』です。

https://goo.gl/tq4RjA

https://goo.gl/tq4RjA

恐れを知らなすぎだろ……。

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